2014年6月8日日曜日

ビオチン散は処方してもらうよりも買った方が安い

Posted on 15:11:00 in
ビオチンはいわゆるビタミンHです。

人では腸内細菌が作り出すビタミンで、通常は不足をすることがないんだけど、

抗生剤の服用なんかで、腸内細菌叢のバランスが崩れると不足することがある。

不足すると、皮膚炎、湿疹、ニキビ、結膜炎になることがある。

サプリメントや医薬品なんかでもビタミンHは発売されており、

アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、掌蹠膿疱症につかわれることがある。

もし病気でこまっていているのであれば医師に相談して処方してもらうこともできるが、

最近ではサプリメントにも高用量でビタミンHは配合されているので、

診察料を考慮すると、サプリメントで購入した方が割安である。




病院で処方されるビオチン散2%フソー

効能効果
急・慢性湿疹,小児湿疹,接触皮膚炎,脂漏性湿疹,尋常性ざ瘡

用法用量
ビオチンとして通常成人1日0.5~2mg(ビオチン散0.2%として0.25~1g)を1~3回に分割経口投与する。

医薬品のビオチン散は添付文書を見る限りでは、

1日最高服用量は2×3回で6mgです。

対して、

サプリメントでは1粒5mgを1日1~2回なので、こちらの方が高用量なのである。

また月に1000円程度なのでコストパフォーマンスもよい。

ビオチンの効能効果
ビオチンは、抗炎症物質を生成する事によってアレルギー症状を緩和する作用がある。
また、ビオチンはタンパク質の生成にも関係し、皮膚を作る細胞を活性化させ、老廃物の排泄を促し、皮膚の機能を正常に保つ働きもある。皮膚疾患で代表的なアトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症の治療にもビオチンが使われることがある。
ビオチンにはコラーゲンやセラミド(細胞間脂質)などの生合成を高める働きがあり、骨などに炎症や変形をともなう病気の治癒を促す。wikipediaより

ビオチンは掌蹠膿疱症に効果がある?

医療用のビオチンは掌蹠膿疱症に適用がないのだが、医療現場ではよく使用されている。

掌蹠膿疱症は手のひらや足の裏の皮が水ぶくれみたいになり皮膚がはがれたりする。

治療には最強ランクのステロイド外用やビタミンD軟膏が使用されるんだけど、

劇的に効くというわけではなく、やめるとまた戻ってしまうことが多い。

なにより、ストロンゲストのステロイドを長期に使用することには抵抗がある。

それで、最近注目されたのがこのビタミンHだ。皮膚炎全般に効果があるんだけど、

とくに掌蹠膿疱症によく効く。ネットでも検索すればビオチン療法なんて言葉がでてきます。

また、基本的にはビタミン剤と同じなので、副作用はほとんどありません。

水溶性ビタミンなので多く取っても尿中に排泄されてしまいます。

そのぶん、毎日摂取しないとあまり効果がありません。

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